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早稲田理工の英語で点を取るのに必要な勉強は?

こんにちは!らいとです。

前回、早稲田理工入試の英語の問題について、細かな出題傾向や時間、何が難しいのか等について書きました。

前回の記事はこちら↓

今回は、受験まで期間がまだあるこの時期にどのような勉強をしておけば良いのかを書いていきます。

 

早稲田理工の英語は大問が全部で5つあり、そのうち4つは英文読解になります。そのため、英文読解が苦手ではどうしようもありません。

英文読解問題を苦手とする人が苦手である理由は、大きく分けて3つあります。

 

1. 語彙力が不足している

少しくらい分からなくても推測できると考えている方もいるかもしれません。

しかし早稲田理工の文章は専門的な文章が多く、専門語句がほぼ注なしで出てくるため、知っているはずのない単語が一定数含まれています

そのため、単語の勉強が不足しているとわからない単語だらけになります。語彙レベルだけなら東大入試よりも高いでしょう。

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ですから単語の勉強は重要です。

シス単やターゲット1900といった王道の単語帳を使っている方は多いでしょう。

正直このレベルの単語帳を1冊覚えただけでは、早稲田理工には足りません

 

それとは別に読解問題に出てきた知らない単語を覚えるようにしましょう。授業で扱う文章、長文問題集、過去問等ありとあらゆる文章に出てくる単語を覚えていくわけです。

 

まだ単語帳を1冊覚えていないという方は、読解問題に出てきた知らない単語はメモしておき、単語帳をまず1冊やってください。別にシス単でもターゲットでもその他でも同レベルなら何でも構いません。持っているものを使ってください。

 

英単語がなかなか覚えられないという方もいるでしょう。

英単語のオススメの勉強法はこちらの記事で紹介しています。↓

waseda-rikou.hatenablog.com

私も現役時、ここまでやっていました。ここまでやると、なんとか戦えるレベルではありますが、6割以上取ろうと考えているならまだ少し足りないでしょう。

 

あまり読解問題に出てきた単語を覚えていないと思う方は、レベルが高い単語帳を買っても良いでしょう。

 

何を買えばいいか分からないという方には、「リンガメタリカ」をオススメします。というか早稲田理工の英語で6割とか取ろうと考えているなら必須級の参考書と言えます。私も浪人してから買いましたが、現役時に買っておくべきだったと思いました。

リンガメタリカについては、こちらの記事で紹介しています ↓

2. 構文把握力が不足している

長文をたくさん読めば読めるようになると思っている方がいますが、構文把握力をつけなければ長文は読めません。長文も1文ずつからなっており、1文1文を正しく、理解することが必要です。

主語と述語は何か、関係詞節はどこか、修飾語はどれか等を見極める力が構文把握力です。

構文把握力を高めるための教材はたくさんありますし、それらの教材を使わなくても高めることは可能でしょう。

ここでは特に私からオススメの教材を紹介しません。インターネットで探してみてください。

とにかく構文把握力が重要だということを認識してください

 

3. 読む前からできないと思っている

インターネットの記事でも、参考書でもこのような事が書いてあるものは少ないですよね。しかしこういう考えのせいで損をしている人は少なくありません。

 

特に「早稲田理工の英語は難しいらしいから、英語が苦手な自分には無理かも。最悪4択だから4分の1で当たるし、なんとなくで選んじゃえ」みたいなことを言っている人が稀にいます。

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英語の文章は、日本語以上に集中して読まなければ、文章の内容が頭に入ってきません。

初めから無理そうと思って読んでいると、知らず知らずのうちに目の前の文章に対する集中力が欠けてしまいます。

 

また、早稲田理工の文章は内容がとても難しいので、読んでいる途中で挫折しそうになるかもしれません。

 

しかし、投げやりになることなく、最後まで集中して読んでください。本当に分からない部分は飛ばすしかないですが、それでもしばらくしたらまた分かる文が出てくると思って読み進めるべきです。

 

4. 過去問演習について

入試が近づいてきたら、もしくは過去問が解けるくらい実力がついてきたと感じたら過去問を解くと思います。

 

皆さんが使っている過去問は何でしょうか?ほとんどの人は教学社が出版している赤本駿台が出版している青本を使うと思います。しかし早稲田理工の過去問は、赤本と青本以外にもう1種類あります。

 

それがKADOKAWAが出版しているこちらです。

こちらの過去問は、3年しか問題が掲載されていないものの、とても解説が丁寧です。
特にオススメできる点が3つあります。
 
1. 解説がカラーで書かれているため、見やすい。
黒一色で書かれているよりも、重要な場所が赤や青など色付きで書かれている方が分かりやすいし、印象にも残りやすいと思います。
 
2. 問題ごとに難易度が書かれている
各小問ごとに難、やや難、標準、やや易、易の5段階で難易度が表されています。
落としてはいけない問題はどれなのか、逆にできなくても良い問題はどれなのかを考えるのに役立つでしょう。
 
3.  問題ごとに解答時間の目安が書かれている
過去問を解いていく中で、自分で時間配分を考えるとは思いますが、その時間配分で良いのかどうか疑問に思うこともあるでしょう。解答時間の目安が書いてあれば、それを参考にすることができます。
 

最後に

英語は地道に勉強することが大事です。

そのうえで入試では気持ちの持ちようも大切になります。

また早稲田理工の英語は癖が強いので、実力をつけたうえでテクニック的な解き方は存在します。そのテクニックはまた別の機会に紹介します。